膠原病,症状

どんな特徴を持った病気が膠原病と呼ばれるのでしょうか

原因が特定されていないので完治することは難しいですが、健康な人とほぼ同じように生活をすることはできます。
ですから膠原病を初期段階で発見することにより治療にかける時間を短く、費用も抑えることができるので、膠原病と思われる症状が続くようでしたら早期受診をし、どのような症状が出ているか、どのくらいの期間続いているかなどを医師に詳しく説明したほうがよいでしょう。

膠原病と分類される病気には、リウマチ性疾患・自己免疫疾患・混合性結合組織疾患という3つの疾患の特徴が組み合わさったものが膠原病と呼ばれるようになります。
各症状については次のようになっています。

リウマチ性疾患 リウマチ性疾患にみられる、筋肉や関節の痛みがあります。
自己免疫疾患 細菌やウイルスではない自分の正常である細胞に対して抗体反応を示してしまう症状です。
混合性結合組織疾患 血管や器官などの内膣が狭くなるなどの血管病変・関節や筋が炎症を起こす炎症病変・皮膚や肺が硬くなってしまう線維症の3つの病態が混在しています。

他に共通点などはある?

膠原病の共通点として上記疾患以外にも次のようなものがあります。

  1. 原因不明である。
    遺伝的要因や環境的要因という推測がされていますが具体的に何が原因かは現在でもわかっていません。
  2. 悪性腫瘍(所謂「癌」)ではありません。
  3. 身体の免疫機能に異常が起きています。
  4. 悪化と回復を繰り返しやすい傾向があります。
    完治する可能性は0ではないがとても低いと言われています。
  5. 全身的な症状として発熱・筋肉痛・関節痛・発疹などがある。
  6. 複数の臓器に免疫疾患が診られます。
  7. 女性の比率が高い。
    例えば、関節リウマチで男女比は1:2、全身性エリテマトーデスでは1:9とほとんどの膠原病で女性の発症率が多くなっていますが、子供、老人においては男女の差が少なくなっています。

こんな症状が出てきたら膠原病の可能性があるかも

膠原病と言われている病気の症状としては上記の特徴で挙げたように全身的な症状・複数臓器の同時免疫疾患などがあり、膠原病が進行したときにこのような症状が出ることがありますが、かかってすぐにはこのような症状がでるわけではありません。

「膠原病」自体は病気ではなく複数の病気の総称であるため、それぞれの病気ごとに細かい症状は異なり、初期症状も人それぞれ違いはありますが、主に以下のような症状があげられます。

発熱 微熱が続くこともあれば高熱のこともありますが、いずれも風邪と間違えやすいので抗生物質が効かなかいときは膠原病の可能性があります。
関節や筋肉の痛み 体がだるい、関節が痛むなど症状があります。関節・筋肉の痛く感じる箇所が複数あったり、変わることがあるようだと膠原病の可能性があります。
皮膚症状 肌が敏感になり、日光を浴びたりすると発赤するといった症状がでる。
リンパ腺の腫れ リンパ腺が炎症を起こし、腫脹することがありますが痛みを伴っていることは少ないです。
レイノー現象 手足の指先まで血液が十分に届かず急に蒼白や紫色になる冷え性とも似た現象です。
痺れ 手先、足先だけでなく腕や足全体、顔全体の痺れがあります。

このような症状が多く見られますが、なるべく早くに病院へ行き一度診断してもらった上で、さらに症状が回復しないようであれば専門医に診てもらうのがいいでしょう。

症状が悪化することによって治療を行っても後遺症が残ることも考えられるので、早期発見・早期治療をすることによりその可能性を低くして、早く健康な人と同等レベルの生活ができるようになることでしょう。

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